奈良公園の鹿の英語動画で使われている単語レベル(CEFR B1, TOEIC 550-780レベル)
YouTube動画で使われている英単語を、オックスフォード大学出版局によるワードリスト、オックスフォード3000と5000を使ってどのレベルの単語がどれくらい使われているのか調べた結果を紹介します。
日本で生活しながら日常生活を英語漬けになる方法の一つとして、YouTubeなどの息抜きや娯楽を日本語から英語に変えていくことによって、学習以外に英語に触れている時間を増やしている人もいるのではないでしょうか。
YouTube 動画の英語レベルが分かれば、自分のレベルに合った動画を選択しやすくなると思って分類しました。
なお、簡単にオックスフォード3000と5000 についてですが、CEFRに従ってコーパスを元に研究・開発された英単語リストで、オックスフォード3000の3,000単語はCEFR A1からB2レベル、これにさらに2,000語追加したオックスフォード5000はCEFR B2-C1レベルとされています。
今回はカナダ出身のSharlaさんによる奈良公園の紹介動画を調べてみました。
結果は、この動画の中で使われている単語はオックスフォード3000、CEFR B1レベルで95%網羅されていることが分かりました。
研究によると文書の98%の単語が分かれば理解に支障が無いとも言われていますが、文書と違って動画ですので補足的な情報がありますから、 文字情報のみを前提に研究結果が提唱する 98%よりも少しハードルを下げた 95%の単語の網羅率をレベル判定の基準にしました。
YouTubeチャンネル | Sharla in Japan |
タイトル | Must Visit DEER PARK in Japan! |
URL | https://www.youtube.com/watch?v=BqGUEHwooAc |
CEFR | B1 |
カバーする単語 | 95% |
TOEIC (R&L) の目安 | 550 - 780 |
使用されている単語数 | 335words |
Oxford 5000 の以外の単語(Unclassified) | 5 words |
総センテンス数 | 54 センテンス |
平均語数(1センテンス当たり) | 6.5 words |
WPM | 179 WPM |
再生時間 | 5分42秒 |


CEFR level | Number of words | % of total | 累積% |
A1 | 291 単語 | 87% | 87% |
A2 | 20 単語 | 6% | 93% |
B1 | 6 単語 | 2% | 95% |
B2 | 8 単語 | 2% | 97% |
C1 | 5 単語 | 1% | 99% |
Unclassified | 5 単語 | 1% | 100% |
以下にオックスフォード5000の分類に従って、動画内で使われている単語を載せておきます。(地名などの固有名詞や数字、%などの記号は除外してあります)
オックスフォード5000 以外の単語(Unclassified)
CEFR C1 Oxford 5000
CEFR B2 Oxford 5000 excluding Oxford 3000
CEFR B2 Oxford 3000
CEFR B1 Oxford 3000
CEFR A2 Oxford 3000
CEFR A1 Oxford 3000